付き合う人を選ぶメリット7つ|職場や恋愛で成功するためには?

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人間関係とはとても難しいもので、仲良くなりたいと思った人と必ずしも仲良くなれるわけではないし、出会った人との相性や未来が保証されているわけでもありません。

自分の思い通りにいかないものだからこそ、付き合う人を選ぶことで、自分の人生に有益な交友関係を最大限に広げたいと思いませんか?

仲良くする人を選ぶだけで、それが将来のキャリアアップに直結したり、余計な人間関係のストレスから解放されて、生活の充実度が上がるなどのメリットがあります。

この記事では、付き合う人を選ぶための、自然で有意義な方法についてお伝えします。

職場や恋愛、友達関係において、なるべくトラブルや傷つくことを避けたい人や、人生を理想通りに成功させるための「付き合う人の選び方」を知りたい人は必見です。

この記事でわかること
  • 付き合う人を選ぶメリット
  • 付き合う人を選ぶ基準
  • 付き合う価値のない人とはどのような人か
  • 付き合う人を選ぶときの注意点
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世の中には、「付き合う人を選ぶ」という行動に違和感を抱く人も一定数います。

確かに、方法を一歩間違えてしまうと、周囲から冷酷な人間だと思われたり、逆に人間関係が悪化してしまうのも事実です。

大切なのは、仲良くする人を選ぶ際に「付き合う人を選ぶ」という意識をもたないこと。この記事で詳しく学んでいきましょう♥

付き合う人を選ぶメリット7つ

職場や学校で身近な人といつもトラブルになってしまう人や、友達付き合いの中で「自分だけが損をしている」と感じた経験のある人は、意外と多いのをご存知でしょうか。

中には、親から「付き合う人はよく選びなさい」と言われて育った人もいるかもしれません。

人間関係の悩みを最小限にし、成功を手に入れたり有意義と言える人生を送ったりするためには、仲良くする人をある程度選ぶことが大切です。

代表的な例が、自分の成長にプラスになるというメリット。よく「お金持ちは付き合う人を選ぶ」と言われています。これは、成功者が「仕事の方向性や目標に対する考え方が一致している相手と仕事をしたい」と考えるから。自分のビジョンや使命感を理解し、サポートしてくれる人、刺激を与えてくれる人と繋がるために努力したり、信頼関係を築いたりする傾向があります。

このように、まずは”一緒にいる人を選ぶメリット”について詳しく見ていきましょう。

1. 余計なストレスを回避できる

どんな人とも分け隔てなく関わっていると、知らず知らずのうちにネガティブな影響を受けて気持ちが沈んでしまうこともあります。

しかし、付き合う人を選ぶことで人間関係のトラブルや精神的ダメージを減らし、心穏やかに過ごせるようになります。

特に、職場や学校では、愚痴ばかり言う人や常にイライラしている人、不機嫌な態度をとる人が、必ず身近にいます。彼らに対して常に顔色を伺って気を遣うのはストレスのもと。

「関わらない方がいい」と直感で感じるような人とは距離を置くことで、余計なストレスを抱えなくて済みます。

余計な悩みが減ることで、本当に大切なことに集中できるようになり、日々の幸福度も高まりますよ。

2. 自分の成長にプラスになる

付き合う人を選ぶことで、自分の考え方や行動に良い影響を受け、成長につながる環境を作ることが可能に

例えば、職場では仕事への取り組み方、学校では勉強への姿勢といった影響を受けやすいです。努力している人と関わることで、自然と良い刺激を受けることができます。

常に不満を言っている人と一緒にいると、自分もネガティブな思考に引っ張られがち。

しかし、「頑張った結果が出たね!」と素直に応援してくれる人といると、モチベーションが上がります

また、仕事や勉強ができる人の考え方や行動を身近で観察できるというメリットも。自分にない強みを持つ人と付き合うことで、以下のような能力も身に付きます。

  • 計画的に進める方法
  • 効率の良い勉強法
  • 論理的な考え方
  • 感情のコントロール法
  • 物事に対する視野の広げ方

3. 人間関係のトラブルを避けられる

世間には、意地悪な人・攻撃的な人・陰口が多い人など、関わると面倒なタイプの人もいます。

そういった人と深く関わると、無意識のうちにトラブルに巻き込まれるリスクが高まることに。上手く距離を置くことで、余計なトラブルを回避できます。

特に、職場や学校では、グループや派閥ができることもしばしば。無理にどこかに属そうとすると、対立に巻き込まれることも。

自分にとって居心地のいい人と付き合うことで、無理に人に合わせたり自分を偽ったりするストレスがなくなり、嫉妬や嫌がらせによるトラブルも避けられます。

例えば、「頻繁に飲み会に誘ってくる」「価値観を押し付けてくる」「コントロールしようとしてくる」といった人と距離を取ることで、自分らしく過ごせるようになります。

4. 良質な人脈を築ける

職場や学校で築いた人間関係は、将来的に人生の転機に大きな影響を与えることがあります。

特に職場では、人脈がキャリアアップに直結することもあるため、慎重に付き合う人を選ぶことが重要。

良質な人脈には、さまざまなメリットがあります。

  • 仕事でトラブルが起きたときに助けてもらえる
  • 優秀な人や支持されている人と一緒にいるとポジティブな評価を受けやすくなる
  • 転職の機会やビジネスチャンス、貴重な経験に繋がる

このように、築いた人脈は「困ったときの助け舟」になることが多いです。また、「類は友を呼ぶ」と言われるように、一緒にいるだけで自分の印象が良くなるというメリットも。

信頼関係を築いておけば、相談事や些細な悩みを口にするだけで「〇〇の仕事探してるなら、良い会社知ってるよ!」といった情報を得られる機会も増えるでしょう。

5. 自信がつく

自分が尊敬する人や、素敵だと思える人と付き合うことで、「そんな人たちと一緒にいられる自分も価値がある」と自然と前向きになることができます。

例えば、身近にいつも「大丈夫!君ならできるよ」と励ましてくれる人がいると、挑戦する勇気が湧きます。

また、信頼できる仲間がいると、「失敗しても支えてもらえる」という安心感が生まれます。

その結果、難しいことにもチャレンジできるようになり、自信につながるというメリットもありますよ。

6. ネガティブな影響を受けにくくなる

人間は周囲の環境や人間関係の影響を強く受けるため、怠ける人と一緒にいると自分もサボりやすくなってしまいます。

しかし、努力する人と一緒にいると、自分のモチベーションを維持しやすくなるというメリットがあります。

また、「どうせ失敗する」「私なんてダメ」が口癖の人と一緒にいる時間が長いと、無意識のうちに自分もそう思うようになってしまいがち。

逆に、ポジティブな人と一緒にいると、前向きな思考が身につきます。

合わない人と付き合っていると、ストレスが増えて疲れやすくなることも。例えば、「こうあるべき」「みんなこうしてるよ」と押し付けてくる人に無理に合わせるのはNG。価値観を共有できる人と付き合うことで、自分らしく生きられるようになります。

7. 人生の充実度が上がる

職場や学校で付き合う人を選ぶと、人生の幸福度が上がります。

例えば、ポジティブな人は、小さなことでも楽しむのが上手。「大変な仕事でも工夫して楽しくする」「困難な状況でも笑いに変える」といった習慣が身につきます。

また、否定的な人といると、自分の考えを押し殺して我慢してしまうことが多くなりがち。

しかし、自分を理解してくれる人、自分が理解できる人と付き合うことで、自分の本当の気持ちを大切にしながらのびのびと生きられるようになります。

また、旅行、趣味、仕事で共感し合える仲間がいるだけで、切磋琢磨し合えるだけでなく、温かい仲間に囲まれ支えられていることの喜びを感じられるでしょう。

失敗したくない!付き合う人を選ぶ基準とは?

「より良い人生を送るためには付き合う人を選ぶべき」と頭ではわかっていても、実際にどんな人と付き合えばいいの?という人も多いはず。

ここでは、付き合うべき人の基準について詳しく解説します。

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これまで注意深く気に留めていなかった人間関係の中に、選ぶべき人が必ずいるはずです。

当てはまる人を想像しながらチェックして、付き合う人の選び方として参考にしてくださいね。

ポジティブな人

ポジティブな人と一緒にいると自分も前向きな気持ちになり、挑戦する意欲が湧いてきます。

自然と「大丈夫、なんとかなる」と思えるようになり、失敗しても「これも経験!」と考え、次に活かすマインドが育ちます。

  • 人の良いところにどんどん気付ける人
  • 「やってみよう!」「大丈夫、できるよ!」と背中を押してくれる人
  • 問題が起きても前向きに捉え、努力を続ける人
  • 人の悪口や愚痴をあまり言わない人
  • 失敗しても落ち込みすぎず、学びとして捉えられる人
  • 「ありがとう」「楽しいね」などポジティブな発言が多い人

向上心がある人

いつも新しい目標に向かって努力している人や、行動力のある人の側にいると、「次は自分もこうなりたい!」と前向きに考える習慣がつき、やる気になることができます。

「一緒に成長したい」 と思う人同士の輪に入り、お互いに助け合える関係を築いて、そのやる気を持続させましょう。

  • 「この人、すごいな」 と思える人
  • 新しいことにチャレンジし続けている人
  • 有言実行できる人
  • 自分の将来を真剣に考えている人
  • 「このくらいでいいや」 という妥協をしない人

誠実で信頼できる人

約束を守り、人をだましたり嘘をついたりしない誠実な人を見つけましょう。

下記のように、物事に対して真面目に取り組み、周囲との協調性を大切にできるような人かどうかをチェックしてみてください。

  • 約束や時間を守る人
  • 人によって態度を変えず、一貫した対応ができる人
  • 駆け引きや試すようなことをしない人
  • ズルしない人
  • 人に責任を押し付けない人
  • 周囲から信頼されている人

思いやりがある人

付き合う人を選ぶ際には、「この人といると安心できる」 と感じられる人と仲良くすることが大切。

その人が側にいると気持ちが楽になったり、心強く感じられたり、ポジティブな気持ちで過ごせるかどうかが大切な基準となります。

  • 人の話をしっかり聞いてくれる人
  • 困った人に真剣に手を差し伸べる人
  • 立場の弱い人にも優しく接する人
  • 自分の都合よりも周囲を気遣った行動ができる人
  • 「ごめんね」を素直に言える人

自分を高めてくれる人

付き合う人は、自分の価値観や考え方に大きく影響します。尊敬できる人や、自分の視野を広げてくれる人と積極的に関わりましょう。

例えば、努力家と一緒にいると、自分も努力するのが当たり前の環境になり、成長するための基盤が整います

  • 知識や経験が豊富で、多くを学ばせてくれる人
  • 自分の考えに新しい視点を与えてくれる人
  • 時間の使い方や努力のし方が上手い人
  • 自分の良くない部分を指摘してくれる人
  • 愚痴や文句を言わない人
  • 自分の失敗を人のせいにしない人

自分を大切にしてくれる人

人間関係は、お互いを尊重し合えることが大切です。片方が一方的に尽くしたり、自己犠牲を強いられる関係は、長続きしません。

職場や学校での人間関係をより充実させ、毎日を笑って過ごすために、自分を大切にしてくれる人と関わるようにしましょう。

  • 自分の意見や気持ちを尊重してくれる人
  • 一方的に頼られたり、利用される関係ではない
  • お互いに助け合える関係
  • 失敗や弱みを見せても受け入れてくれる人
  • 利用しようとせず、対等な関係を築こうとする人
  • 見下すような発言や態度を取らない人

こんな人は避けるべき!付き合う価値のない人とは?

付き合う人を選ぶのとは反対に、避けるべき人とはどのような人かを知っておくことも大切。

付き合う価値のない人を自然と見極めることができるようになれば、楽しくないのに無理に付き合いを続けるといったストレスから解放されます

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不快感を感じながら仲良くするのをやめることで、不要なトラブルに巻き込まれる、ネガティブ思考につられるなどの悪影響を受ける必要もありません。

詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてくださいね。

ネガティブな発言が多い人

職場や学校での人間関係を充実させたいなら、ネガティブな発言が多い人とは必要以上に関わらないようにしましょう。

なぜなら、こうした人と関わることであなたの気分や思考に以下のような悪影響を及ぼす可能性があるから。

  • 「どうせ無理」「頑張っても意味ない」という思考になる
  • 愚痴や不満を聞かされ続けると気分が沈む
  • 自分も同じタイプと思われて周囲からの印象が悪くなる

例えば、すぐに「疲れた」「無理」などと言う人や、人のせいにして自分の行動を反省できない人は意外と近くに多くいるはずです。

マウントを取る人

初対面でも「へぇ~、その大学なんだ〜」と、相手のバックグラウンドをジャッジしようとするなど、マウントを取る人とは距離を置くのがベスト。

こうした人と関わることでストレスが増え、自信を失いやすくなるからです。

  • 「それくらい普通だよね」「私はもっとすごい経験があるよ」と、会話の中で自分を上に見せようとする人
  • 「そんなことも知らないの?」「それくらい常識でしょ?」と知識や経験で優劣をつけたがる人
  • 絶対に自分以外の誰かを褒めない人
  • 「でも私のほうが」と些細なことでライバル意識を持ち、張り合おうとする人

このような人とは、純粋に会話を楽しめなくなったり、居心地が悪くなったりしてしまいます。

噂話や悪口が好きな人

  • 「○○さんって彼氏いるのかな?」「あの人、最近〇〇してるらしいよ」と個人情報を根掘り葉掘り聞きたがる人
  • 「○○さん、上司に気に入られてるっぽいよね」「もしかして特別な関係?」などと、根拠のない話を広める人

このような人と関わると、ちょっとした失敗でも噂のネタにされてしまい、自分の信用が傷つくことになるリスクが高まります。

また、仲が良いと思っていたのに、嫉妬がきっかけで突然攻撃を受ける可能性も高いです。

このタイプの人は、表ではいい顔をする性質をもっているため、周囲の人に合わせて意見を変え、誰かをターゲットにして話題を作るのが好き。

いつか自分もターゲットにされる可能性があることを知っておきましょう。

嘘をつく人

嘘をつく人と関わると、信用を失うリスクが高まり、精神的な負担も増えてしまいます。

それだけでなく、一緒にいるといつか自分も標的にされるリスクがあります。

  • 「○○さんが上司(先生)に悪口言ってたよ」と、根拠のない話を広める人
  • 「あの人、約束破ったらしいよ」と、誰かを悪者に仕立て上げる人
  • 「実は〇〇の仕事、めちゃくちゃうまくいったんだよね」と、実際よりも成功を誇張する人
  • 「〇〇さん私のこと気に入ってるっぽい」と、ありもしない話で自分を良く見せようとする人

自分の信頼を守るためにも、「この人は信用できるか?」を基準に付き合う人を選ぶようにしましょう。

誠実な人間関係を築くために、自分も常に正直でいるように心がけることも大切です。

被害者意識が強い人

以下のような人も、職場や学校で付き合う価値がないと言えます。

  • 何でも「自分は悪くない」と思っている人
  • 「運が悪いせいで失敗した」「〇〇さんが私にばかり厳しい」と周囲に不満をまき散らす人
  • 「○○さんの言い方がきつくて傷ついた」など、すぐに「私は被害者」と訴える人

このタイプの人は、自分の発言や行動を反省することがないため成長しません。気を遣っているうちに、関わるのが面倒になってしまうだけです。

また、共感や同情を求めすぎる一面も。このような人の話は真剣に受け止めず、距離を取る方が賢明です。

ネガティブな空気に巻き込まれないよう、自分の気持ちを保つことも心がけましょう。

人を利用しようとする人

人を利用しようとする人と関わると、損な役割を押し付けられたり、利用されるだけで見返りがないと感じることが多くなります。

例えば、自分は手を動かさずに「○○やってくれない?」と言ったり、「ちょっとこれ貸して!」などと人の物を乱暴に扱う人に注意しましょう。

このタイプは、目的のためだけに人に近づく習性もあります。「この人と仲良くなればメリットがある」と計算して接するため、役に立たなくなると手のひらを返して冷たくなります。一時的には親しげでも、最終的には裏切られる可能性が高いです。

また、自分の都合のいいときだけLINEしてくる人や、普段は無視するのに、困ったときだけ「助けて!」と親し気に甘えてくる人も要注意。

付き合うなら、ギブ&テイクのバランスが取れた人を選びましょう。

感情の起伏が激しい人

感情的になりやすい人と関わると、会うたびに「今日はどっちの顔?」と気を遣うなど、相手の機嫌に振り回されて精神的に疲れてしまいます。

機嫌がいいときは優しいけど、悪いときは冷たいといった性格の人は、付き合う価値のない人だと判断しましょう。

  • 自分の思い通りにならないとすぐ不機嫌になる
  • 些細なことで突然怒り出す
  • 悔しい場面になるとすぐ泣く人

このように、人前で感情的になりすぎたり周りと衝突することが多い人は、トラブルを引き寄せがち。

自分のストレスや不満を周りにぶちまけたり、「私、大変なの!」と周りを巻き込む人には、エネルギーを奪われるだけです。

付き合う人を選ぶときの注意点

付き合う人を選ぶ人は、時に周囲の反感を買ってしまうことがあります。

これは、人を選ぶ人の特徴の中に、「損得で人間関係を決める」「媚びる」「人を物のように扱う」といった良くないイメージを抱かせる人がいるから

しかし、人間関係は、自分の人生に大きな影響を与えます。

特に、学生時代や社会人になってから誰と付き合うかによって、価値観や考え方、生活水準、成功の度合いが変わると言っても過言ではありません。

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だからこそ、付き合う人を選ぶ際には慎重になるべき。

ここでは、一緒にいる人を選ぶ際の注意点を詳しく解説します。

初対面や短期間の付き合いで決めつけない

付き合う人を選ぶとき、第一印象や数回会っただけで相手を判断しないことが大切です。

なぜなら、その人の第一印象はその時の状況に左右されやすく、最初の印象と本当の性格が違うことがよくあるからです。

  • 初対面のときは相手が緊張していたり疲れていたり、その場の雰囲気のせいで本来の性格が出せていなかった
  • 「なんか冷たい人だな」と思っていた同僚が、実はただ人見知りだっただけで、仲良くなったら優しくて気遣いができる人だった
  • 最初はすごく感じがよくて社交的だった人が、実は裏で陰口を言うタイプだった
  • 「この人は頼りにならなそう」と思っていたけど、いざというときに助けてくれる人だった

仕事や学校の中で実際に関わることで、初めて相手の価値観や人柄が見えてくるものです。本当に信頼できる人かどうかは、長く付き合わないとわかりません。最初の印象にとらわれず、相手の本質を見抜く力をつけましょう。

感情ではなく「冷静な視点」で判断する

感情に流されると、本当に自分にとって大切にすべき存在を逃してしまうことがあります。

そこで、「好き」「嫌い」といった感情だけで相手を選ぶのではなく、冷静な視点で判断することも重要です。。

人は、そのときの気分によって人に対して抱く印象が変わるもの。自分の機嫌がいい時や、お酒が入って気が緩んでいる時に接する人に対しては、「感じが良くて優しそう!」と感じがちですが、反対に気分が乗らない時は、「なんとなく苦手」と感じてしまう可能性が高くなります。

対策としては、「この人、なんか嫌だな」と感じたときには、冷静に以下のような理由を考えてみることが大切。

  • 単なる思い込みではないか?
  • 好き嫌いで決めつけていないか?
  • 過去の経験と混同していないか?

また、「この人、すごく好き」と感じたときには、冷静に相手の言動や動きを観察するようにします。

誰に対しても同じ態度か?本当に誠実な人か?などがある程度見えるまでは、付き合うべき人かどうかの判断を焦らないようにしましょう。

急に縁を切ろうとしない

「この人とは合わない」「距離を置きたい」と感じることは誰にでもあるもの。

しかし、これ以上関わりたくないからといって急に縁を切ると、後々トラブルになったり自分にとって不利益な結果になることもあるため、慎重に距離を置く必要があります。

特に、学校や職場は コミュニティが狭いため、誰かと急に縁を切ると周りに伝わり、人間関係がギクシャクしてしまったり、悪い噂が広まってしまったりするかもしれません。友人や同僚がいる場合、「あの人と関わると自分も巻き込まれるかも」と思われ、孤立する可能性も。

また、そのときの感情で「もう無理!」と関係を断ってしまうと、時間が経ってから「そんなに大きな問題じゃなかったかも…」と後悔することもあります。

縁を切ったつもりでも、仕事や授業で関わる機会があると、ギクシャクしてストレスが増えるだけ。

そこで、下記のように少しずつ接点を減らすようにすると、相手に悪い印象を与えずに距離を置くことができます。

  • 仕事や学校では最低限のコミュニケーションをとりつつ、プライベートでは関わらないようにする
  • 「最近忙しくて…」と断る回数を徐々に増やす
  • SNSでのやり取りを控える
  • 相手が参加するグループ活動を徐々に減らす

その人の「他の人への態度」を観察する

急いで付き合う人を選ぼうとして、「自分に対して優しいからいい人だ」と早々に判断するのは危険です。

本当に信頼できる相手かどうかを見極めるには、他の人への接し方を観察してみましょう。もしかすると、他の人の前では違う一面を見せているかもしれません。

例えば、表面上は優しいけれど他の人には冷たい態度をとる人は、あなたにも同じことをする可能性があります。権力や立場で態度を変えるタイプで、仲良くなると今度はあなたの悪口を言い始める可能性も。

また、目上の人には礼儀正しく、目下の人にはぞんざいな態度を取る人は、損得で人間関係を考えるタイプ。こういう人は、必要なくなったら態度が急変する可能性が高く、あなたが困っているときに助けてくれない可能性があります。

また、一緒にいるときに誰かの悪口を言うことが多い人は、あなたがいないところではあなたの悪口を言っている可能性大。

反対に、店員や後輩にも丁寧な態度を取る人は、誠実で信頼できると言えます。目立たない人にも気を配れる人は、人間関係のトラブルが少ないです。

このように、他の人への接し方をよく観察すれば、本当に付き合うべき人かどうかを正しく判断することができますよ。

付き合いが一方的になっていないかチェックする

人間関係は「お互いに与え合う関係」が理想です。でも、気づかないうちに「自分ばかりが尽くしている」または「相手に頼りすぎている」ことがあるかもしれません。

どちらか一方に負担が偏る関係は、長続きしにくいし、精神的にも疲れてしまいます。だからこそ、付き合いが一方的になっていないかチェックすることが大切なのです。

例えば、「ランチや遊びの誘いはいつも自分から」という場合、 相手はあなたを都合のいい存在としか思っていない可能性が。相手の悩みは親身に聞いてあげているのに、自分が話すとすぐ話題を変えられる場合は、片思いの友情かもしれません。

このような関係が続くと、自分が都合よく利用されている気がしてストレスが溜まります。良い友達とは言えないでしょう。

また反対に、何かあるとすぐに助けを求めてしまう人や、相手の意見に流されやすい人、相手がいないと不安になりすぎる人は、相手に依存しすぎている可能性大。

もし、 「自分ばかり尽くしている」または「相手に頼りすぎている」と感じるなら、バランスを見直すべきです。

相手のことばかり優先しすぎない、「NO」と言う勇気を持つ、何でも相手に頼るのではなく自分で考えて行動するといったことを試してみてください。

まとめ

職場や学校で関わる人を意識的に選ぶことは、人生の質や成長に大きな影響を与えます

人間関係をどう築くかによって、生活のさまざまなストレスを軽減したり、自分の目標達成に役立つ環境を作ったりすることができます。

ポジティブで向上心のある人と一緒にいれば、自分も前向きなエネルギーを受け取り、成長しやすくなるというメリットが。

しかし反対に、ネガティブな発言が多い人や、愚痴や悪口ばかりの人と過ごしていると、気づかないうちに自分の考え方まで後ろ向きになってしまうこともあります。

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大切なのは、「お互いに高め合える関係かどうか」を意識すること。

一方的に利用される関係や、感情を振り回される関係ではなく、安心して自分らしくいられる人とのつながりを大切にしましょう。

付き合う人を変えれば、考え方や価値観も変わり、それが人生の変化につながります。

自分が理想とする未来に近づくために、一緒にいて心地よい人、成長を後押ししてくれる人との出会いを大切にしてくださいね。

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