
既婚者同士の恋愛、つまり”W不倫”は、お互いが背負うリスクが大きくなかなか普通の恋愛のようにはいかないものです。
家族や仕事、精神状態の維持… 恋愛をしながら全てのバランスを保つのは簡単なことではありません。好きだけど別れる既婚者が多いのは、これが最も大きな理由だと言えます。
中には、既婚者同士の恋愛をするに至った原因となる問題が解決し、配偶者のもとへ帰っていく人もいますが、別れを選択せざるを得なかったケースでは未練を引きずる傾向に。
実は、好きだけど別れることになってしまった既婚者同士の復縁は、普通のカップルよりもすんなりいくことが多いんです。この記事で詳しく解説します。
- 好きだけど別れる既婚者の心理
- 既婚者同士が復縁する理由
- 既婚者同士の復縁を上手く成功させる方法
- 復縁する際のNG行動

上記に当てはまる人は、この記事が参考になるはず。
失敗の可能性を最小限に抑える方法をはじめ、今抱えている疑問や悩みを解決するためのヒントが手に入ります。
※この記事は不倫を薦めるものではありません。不倫によるトラブルの責任は一切負いかねます。あくまで自己責任で参考にしていただければ幸いです。
好きだけど別れる既婚者の心理【男性編】

まずは、好きだけど別れる既婚者の心理について、男性の立場に立って詳しく見ていきましょう。
不倫をやめることを決意する理由が男女で異なるのは、男性が人生において女性とは違う責任を背負っていることが大きな理由。
また、不倫関係に癒しや幸せを感じながらも、男性は女性に比べ、急に我に返り現実を見つめ直すようになることが多いのも特徴です。
詳しく見ていきましょう。
家庭や家族への責任感を感じる
多くの男性は、結婚生活や家庭に対して強い責任を感じています。
例えば、結婚する際に相手の女性の両親に誓ったことに対する責任を、いつまでも心の中に感じている男性も意外と多いのです。
そのため、たとえ別の既婚女性に惹かれていても、「家庭の幸せを守りたい」という気持ちが簡単に消えることはありません。
また、感情的な恋愛欲求と同時に、長年築いてきた妻との絆や信頼を壊すことへの罪悪感を抱くことも、別れを選ぶ理由になり得ます。
特に、子どもがいる場合は、自分のせいで子どもを傷つけてしまうリスクを考え、最終的に家族を守るために恋愛関係を終わらせる選択をすることも。
社会的な立場やキャリアを失いたくない
既婚者が好きだけど別れる背景には、現実的な理由がつきものです。
既婚者同士の恋愛が公になれば、社会的な評価やキャリアに重大な影響を与える可能性大。多くの男性はそのリスクを恐れ、相手を好きでも別れることを選びます。
また、既婚者同士の恋愛は、社会的には「不倫」と見なされることが多く、理解を得にくいのが現実。
男性が公に不倫関係を続けたり離婚に至ったりすることで、友人や同僚、家族などからの信頼が大きく損なわれることを恐れるケースもあります。
罪悪感との葛藤に耐え切れない
不倫相手との恋愛関係が深まるにつれ、自分の行動に対する罪悪感や道徳的な葛藤を感じる男性もいます。
たとえ不倫相手への想いが強くても、「家庭を裏切っている」という意識が心の中で大きな負担となり、最終的に関係を続けることが精神的に耐えられなくなるのです。
このように、男性が不倫中に抱える罪悪感の大部分は”裏切りの意識”から生まれます。
そのため、妻や家族に対する責任感や愛情が完全に消えていない場合、不倫を続けることで罪悪感が増していくのはある意味当然。
また、「子どもたちにとって良き父親でありたい」という思いと、不倫に対する後ろめたさの間での葛藤は心の平穏を奪います。これも関係を終わらせる原因になりやすいです。
配偶者にバレてしまった
不倫がバレてしまった場合、妻の多くは夫の裏切りを責め、関係修復が難しい程の状況に陥ります。
このとき妻への情が残っている場合、罪悪感と後悔から「もう一度誠実になりたい」という思いが強まり、まずは不倫関係を終わらせようとする傾向に。
また、不倫がバレた後は妻から強い圧力がかかることも多いです。
妻が許してくれず関係を断つことを強要されたり、「別れないなら離婚」「法的に訴える」といった強硬な態度を取られると、不倫相手に愛情が合っても別れざるを得ません。
自分の家族とやり直したくなった
不倫相手に恋愛感情があったとしても、妻や子どもに対して負うべき責任を無視することができない男性もいます。
この責任感は不倫が長く続くほど強まりやすく、最終的には不倫相手と別れて家族との関係を修復することを選ぶ男性は少なくありません。
また、次のような”ふとしたきっかけ”で家族との過去の絆が再び蘇り、家族とやり直すために別れを選ぶケースもあります。
- 不倫によって得られる一時的な満足感に虚しさを感じた
- 常に愛情を示してくれる子どもへの愛情を感じた
- 家族との大切な思い出を振り返ったとき
- 「バレたかもしれない」とヒヤヒヤする出来事があった
- 妻が不倫を知った上で再出発のチャンスをくれた
好きだけど別れる既婚者の心理【女性編】
女性は男性よりも感情的になりやすい生き物。
不倫中に子どものことを考えたり、母親としての自分を責めたり、不倫相手のことが好きすぎて苦しくなってしまったりすることが非常に多いです。

男性と違う点として、女性は精神的に耐え切れなくなり、好きだけど別れることを選ぶのが特徴。
また、相手の男性に離婚の意思がない場合や、配偶者との問題が解決されると、意外とすんなり不倫相手と別れることができてしまう女性もいます。
このように、不倫相手のことがまだ好きだけど別れる既婚者の心理を、女性の立場から深掘りしていきましょう。
子どもに悪影響を与えたくない
女性の既婚者が「不倫相手をまだ好きだけど別れる」と決断する場合、母親としての責任感が大きな葛藤の原因になることが多いです。
子どもを育てる上で、親の道徳的な行動や幸福度は子どもの成長に直結します。もし不倫が発覚すれば家庭が崩壊し、子どもに悪影響を与える可能性大。
母親の立場で「子どもが愛情に満たされ健やかに成長できる環境を守るために不倫関係を終わらせるべき」と感じるのは、当然の流れだと言えるでしょう。
結婚しようと言われた
不倫相手の男性から「結婚しよう」と言われた瞬間から、女性は相手が本当に一緒に安定した幸せな生活が築ける人かどうかを冷静に考え始めます。
今の夫との生活や家族の気持ちを天秤にかけたときに、「本当に信頼できる人か」「責任をもって彼を支えられるか」という不安が生まれると、結果として別れを選ぶのです。
また、女性が”理想”に浸っているだけの場合は「離婚」「再婚」という現実がプレッシャーになり、「理想と違う」と気付くことも。
夫や子ども、仕事、住居、金銭問題といった現実的な問題が急に降りかかってくると、それらから逃れるために別れを選ぶ傾向があります。
自分を責めてしまう
不倫を続けることで自己価値感が低下し、自分を責める女性も少なくありません。
このケースでは、「自分は悪いことをしている」という意識や、「夫や家族を裏切っている」という罪悪感が強くなり、精神的に不倫関係を続けることが困難になります。
また、不倫関係は未来が見えにくいことから、「自分はこのままでは幸せになれない」と感じやすいです。
その不安が原因で、自分が自分でこの状況に身を置いてしまったことを悔やみ、責任を感じて既婚者の恋人との別れを決断する女性もいます。
男性に離婚の意思がない
既婚者同士の恋愛では、「いずれはお互い離婚して一緒になる」という期待を抱く女性も多いです。
しかし、男性が離婚の意思を見せない場合、たとえ愛情があっても、関係がいつか終わる可能性を考えると、「自分の時間が無駄になるのでは」という不安が高まります。
なかなか離婚に踏み切ろうとしない男性を見て、「彼はこの先も私を選ばない」と悟る女性も。
特に、男性が言葉では愛を伝えても、実際には家庭を優先する態度ばかりが見えると、女性はそのギャップに苦しみ、好きだけど別れるという決断をします。
また、このような精神的な疲労が蓄積されると、女性はこの不安定な状況から逃れたいという欲求が強くなります。
次第に「この関係は自分にとって害がある」と感じるようになり、別れることで精神的な安定を取り戻そうとするでしょう。
夫への不満が解消された
多くの既婚女性が不倫関係に陥るのは、家庭や夫に対する不満や寂しさを埋めるため。
特に、以下のような夫に不満が溜まると、他の男性から注目を受けることで満足感を得たくなります。
- 夫が精神的な支えにならない
- 共感や会話が足りない
- 家事や育児に積極的に関わらない
- 自分に対して関心を示さない
- ”女”として見てくれない
しかし、不倫が始まった後で、夫が夫婦関係を見直したり、積極的に感謝してくれるようになった場合、女性は再び家庭に対して満足感を感じ始めます。
夫婦関係が改善されると、自然と不倫相手の既婚男性との関係が疎遠になることも。
このように夫の愛情や家庭内の幸せが戻るケースでは、女性は不倫関係が単なる”逃避”だったと思い直し、不倫相手はもう必要ないと感じます。
既婚者同士が復縁する理由とは?
好きだけど別れる既婚者の中には復縁したくなってしまう人も多く、特に強い感情的なつながりができていた場合に顕著です。
また、別れのきっかけが二人の問題ではなく家族やプライベートへの配慮だった場合は、深い未練が残りやすくなってしまいます。

配偶者とセックスレスになっている人にとっては、不倫相手との身体の相性の良さが復縁を望む理由になるケースも非常に多いです。
このように、好きだけど別れるに至ってしまった既婚者同士が復縁する理由について詳しく見ていきましょう。
強い結びつきがある

一度別れてもお互いに深い精神の結びつきが残っている場合、時間が経ってもその絆が消えず、再びお互いを求めやすくなります。
これは、既婚者同士が単に肉体的な関係を求めるだけでなく、本気で愛し合った結果。
- お互いの結婚生活に関する悩みを共有し合っている
- お互いの秘密を守り合っている
- 精神的に支え合っている
- 自分の心を唯一理解してくれる存在だと感じている
このような場合、不倫相手が日々の生活において欠かせない支えとなってしまっている可能性大。こうなると、別れた後も相手を忘れることは難しくなります。
身体の相性が良い
不倫関係において、身体の相性が良いことは、相手に対する魅力を強く感じさせる大きな要素に。
例えば、不倫相手との肉体関係で未体験の快感や満足感が得られる場合、別れた後もその欲求を再び満たしたいと感じやすくなります。
配偶者との不仲
不倫が終わった後でも、結婚生活や配偶者との問題が解決せず不満が続く場合や、問題が悪化した場合は、その不満を再び不倫で埋めようとする女性もいます。
特に女性は、以下のように夫との心の距離や満たされない期待があると、不倫相手に頼ることで気持ちの虚しさや寂しさを満たそうとしてしまう傾向があります。
- 努力が報われない
- 理想の結婚生活とかけ離れている
- 夫婦関係が破綻寸前
- 修復が不可能だと感じる
現実と比較してしまう
不倫によって愛情で満たされると、配偶者の欠点がより目立つようになり、家庭生活に対する不満が増幅するケースもあります。
この場合、不倫相手と一度別れてみたものの、元の関係の方が自分にとって充実感や喜びを感じさせてくれると実感し、ヨリを戻したくなるでしょう。
最も大きいのは、夫婦間の冷たい現実と、不倫相手の温かさ。
その愛情や満足感が現実の結婚生活では二度と得られないものだと感じたり、不倫相手との軽やかで楽しい時間とのギャップが大きいほど戻りたくなってしまうのです。
会う機会を避けられない

不倫相手の男性と同じ職場、取引先、住居、友人グループなどに所属している場合は、別れた後も会うことを避けられません。
物理的な距離が近いと、相手を忘れようとしても感情的に割り切ることが難しいもの。
好きだけど別れた場合は特に、相手を見たり話したりするだけで愛し合った記憶が蘇り、再び関係を持ちたいという気持ちが生まれやすくなります。
また、SNSで相手の近況が目に入る状況では、相手の新たな交友関係や見た目の変化などに感情が揺さぶられて連絡を取り、復縁につながる可能性があるでしょう。
未練や不完全燃焼な想いがある
未練は、既婚者同士が復縁する一番のきっかけになりがち。
「もっと続けるべきだった」など相手との関係が不完全燃焼だと感じると、復縁することでその未練を解消しようとする意識が生まれてしまいます。
特に、長期間付き合った相手や強い絆で結ばれた相手に対しては、別れても気持ちが簡単には整理されません。
また、別れた後で自分や相手が変わったことで、「以前はダメだったけど、今ならうまくいくかもしれない」という期待が生まれることもあります。
既婚者同士の復縁を上手く成功させる方法
好きだけど別れる既婚者同士は、復縁を求め合うことが多いです。
普通の恋愛とは違ってさまざまなリスクがあると思われがちですが、実は意外とスムーズに復縁できてしまうのが、既婚者同士の復縁の特徴でもあります。
これは、すでにお互いが一度秘密を共有し合ったことによる信頼関係や、新鮮な愛情が残っていることが大きな理由。
お互いの生活や家族の状況次第さえしっかりと確認できれば、またすぐに会うことも可能になるでしょう。

とは言え、既婚者同士の復縁に際しては念入りな準備や心構えが必要です。
上手く成功させる方法を詳しくお伝えしますので、ぜひ参考にしてくださいね。
自分の気持ちと状況を冷静に整理する
まず、復縁を考える前に自分の気持ちを冷静に見つめ直しましょう。このプロセスは、感情の高まりに流されず客観的な判断を行うための第一歩。
- なぜ復縁したいのか
- 相手との復縁が本当に正しいのか
- 感情に流されているだけじゃないのか
もし、相手に対する未練や欲求が家問題からの逃避など一時的なものだったり、身体の関係だけに執着していたりする場合は、復縁しても長続きしない可能性大。
感情的な思い出に引きずられることなく、現実的な判断をすることが大切です。
お互いの家庭状況を確認する
既婚者同士が復縁を考えるなら、お互いの家庭環境や相手が配偶者とどんな関係になっているのかを事前に確認することが必要です。
もし、相手の男性が家庭内の問題を解決できているのであれば、無理に復縁を進めるべきではありません。
お互いの望む関係性が一致しているか確かめる
好きだけど別れることになった既婚者と復縁したいなら、お互いが考える将来の価値観が一致しているかどうかを確認しましょう。
例えば、どちらか一方が一時的な関係を望んでいるのに対し、もう一方が真剣な再婚を考えている場合では、関係が長続きしない可能性が高いです。
この確認は、家族にバレるなどのトラブルを未然に防ぐためにも大切。また、お互いの期待を事前に理解しておくことで、誤解や不満を抱くリスクを減らすことができます。
理想の関係性や、連絡の時間帯、会う頻度や場所などをできるだけ具体的に話し合うことが大切です。
焦らず時間をかける

復縁を成功させるためには、お互いの信頼を再構築することが不可欠。
焦らず時間をかけて過去を振り返ることで、お互いの信頼度を確かめながら安心して関係を進めることができます。
- 復縁に対するお互いの気持ちが固まっているのか
- 感情的な反応だけで動いていないか
- 前回は何がうまくいかなかったのか
特に、二人の間に何か問題があって別れていた場合は、時間をかけることで次にどうすべきかを冷静に分析することができます。
再び同じ過ちを繰り返さないためにも、別れた原因や誤解などをしっかりと解消してから復縁しましょう。
家庭への配慮とのバランスを保つ
既婚者同士の復縁では、気持ちが再燃し興奮することもあり、無意識に家庭のことが疎かになりがち。不誠実な行動を取らないよう注意が必要です。
「自分は結婚していて家庭がある」ということへの責任感を忘れず、無責任な行動は避けましょう。
最も大切なのは、家庭のスケジュールを優先すること。家族を後回しにすることが増えると、特に夫は違和感を覚えやすくなります。
家庭内がある程度安定していないと、不倫関係を保つことも難しくなってしまうため、お互いの家庭の状況をオープンに伝え合い、事情を理解した上で進めると良いですよ。
第三者の意見を聞く
既婚者同士が復縁を考える場合、信頼できる第三者の助言も大きな助けになります。
なぜなら、既婚者同士の復縁には複雑な状況や感情が絡むため、冷静に判断できないことがあるから。これは、冷静に自分の状況を見つめ直すきっかけにもなります。
相談するなら、同じように不倫の経験がある友達がおすすめ。信頼できる相手であることが大前提です。
また、インターネット上には、既婚者同士の復縁に関する意見やアドバイスを共有するコミュニティも。匿名で参加できるため、気軽に意見を交換することができますよ。
リスクを覚悟する
既婚者同士の恋愛には、社会的にも道徳的にもさまざまなリスクが存在します。
そのため、復縁すれば何かを失うかもしれないということを理解し、そのリスクを受け入れる覚悟が必要。
配偶者や子どもに対しての影響も含め、復縁が最善の選択であるかどうかをよく考えましょう。
既婚者と復縁する際にやってはいけないこと

好きだけど別れることになってしまった既婚者との復縁をより高確率で成功させるために、NG行動も理解しておくと、リスクに対する備えがより万全になります。
既婚者同士とはいえ、恋愛をしていることには変わりないため、例えば些細なことで感情的になってしまう女性もいるでしょう。

特に女性は、感情的になってしまうことが不倫相手だけでなく自分の結婚生活や子どもにもネガティブな影響を与えてしまうことを自覚しなければなりません。
注意事項を詳しくお伝えしますので、復縁する前に必ず理解しておくようにしてくださいね。
感情的になる
ヨリを戻したい相手に対して復縁を急かしたり、プレッシャーをかけるのはNG。
感情的に相手を追い詰めることで、相手が引いてしまうなど逆効果になることの方が多いので、相手のペースや過程状況に配慮して無理に復縁を求めないようにしましょう。
また、復縁には信頼が不可欠。感情的な行動が頻発すると、相手は「冷静に話し合うことができない」と感じ、信頼を失う原因となります。
感情の波が激しい女性だとわかると、相手との距離が縮まるどころか、さらに離れてしまうことも考えられるため注意してくださいね。
衝動的な行動をとる
衝動的な行動は、その瞬間の満足感や不安解消のために行われるもの。自分が不倫しているということを忘れて自己満足に走ると、後で後悔することになります。
例えば、突然の連絡や会うことを強引に求めるなどの行為は、相手に不快感やプレッシャーを与え、関係が悪化する可能性があります。
また、既婚者同士の関係では、強い信頼が必須。衝動的な行動は相手に「信頼できない」「予測不能な行動を取る人」などと感じさせてしまい、これが信頼関係が壊れる原因に。
家族を無視して行動する
既婚者には、「家庭」という現実があります。家族を無視して自分のしたいように行動することで、家庭内の信頼が崩れ、最悪の場合、離婚や家庭崩壊に至る可能性があります。
そのため、既婚者同士で復縁する際には、まず第一に家庭とのバランスを大切にする必要があります。
もし、家族との生活をそっちのけで復縁を試みた場合、不倫相手との関係がうまくいっても、家庭の問題が解決されていない限り長期的な安定は望めません。
また、そもそも不倫をすることに至った家族問題を解決しないままでは、関係が再び壊れたり、精神的に辛くなってしまう可能性が高いでしょう。
一人で大きな決断をする
復縁はお互いの合意があって初めて成り立つもの。大きな決断を一人で下すのは避けるべきです。
例えば、相手がまだ気持ちを整理できていないのに勝手に離婚話を進めてしまうと、相手にプレッシャーを与え、関係をさらに複雑にしてしまうかもしれません。
また、家族の中で夫とよく話し合わず、一方的に別居や離婚を決めてしまうのもNG。
自分の行動によって夫や子どもたちの生活がどう変わるかを十分に理解せずに進めると、後々深刻な問題が発生する可能性があります。
相手に期待しすぎる
復縁によってすべてがうまくいくと過度に期待するのも避けるべき。
既婚者同士の復縁には課題がつきもので、すぐに理想的な関係になるとは限りません。現実的な期待を持ち、復縁後も努力が必要だと理解しましょう。
また、相手も同様に葛藤や不安を抱えている場合、さらなる重荷を感じさせることで、再び不倫をする余裕が失われる可能性も。
プレッシャーが強すぎると、相手は逆に関係から逃げ出したくなるかもしれません。
まとめ
好きだけど別れる既婚者の心理は、男女で違いがあります。
男性は自分のプライドや社会的地位を守ろうとする意識が高いのに対して、女性は自分の感情を守るために不倫をやめる傾向に。
いずれにしても、元々不倫をするに至った原因である家庭内での問題が未解決だったり、不完全燃焼な想いが残ったまま別れることになると、既婚者同士が「復縁したい」と感じやすいです。
既婚者同士が復縁を上手く成功させるためには、まずは冷静に自分の状況や気持ちを見つめ直すこと。
それから、お互いの生活状況をしっかりと把握した上で、双方合意の下でルールを設けることが大切です。

あらゆるリスクを覚悟することは大前提。
感情に任せて衝動的な発言や行動をしてしまったり、相手に期待しすぎたりするのも、不倫には命とりとなります。
失敗の可能性を最小限に抑えるためにも、家族を第一に、慎重に行動することが重要です。
既婚者同士の恋愛に未練や後悔を感じている人や、復縁を考えている人は、この記事を参考にして恋愛を楽しめる環境を整えてくださいね。
あとから読み返したいときに活用してくださいね。


