「結婚が不安」この人でいいのか診断|迷わないための備えとは?

LOVE

「この人で本当にいいのか?」という不安は、結婚を考えるすべての人にとって避けられないテーマのひとつ。彼氏が本当に自分に合っているのか、他にもっといい人がいるのではないかと考え始めると、結婚を迷うことになってしまいます。これは、どんな女性にも「後悔したくない」という思いがあるから。

他にも、「どうせ結婚するなら理想の相手としたい」「そろそろ結婚しないと社会的に認められない」などといったさまざまなプレッシャーに加え、そもそも自分が結婚すべきかどうかの確信の無さに悩む女性は少なくありません。

また、すでに結婚を控えた女性にとって、パートナー選びはすでに自分で決断したこと。SNSで「結婚を迷うならやめた方がいい」などと目にして、「今から後戻りできるのか?」という不安になってしまうケースもあります。

この記事でわかること
  • 「本当にこの人と結婚していいのか」を診断するための基準
  • 多くの女性が抱える「結婚で不安なこと」
  • 結婚を迷うならやめた方がいい理由
  • 後悔しないための備えに関するアドバイス

この記事を参考にすれば、結婚に関する不安を軽減し、より良い選択をするための手助けを得ることができますよ。ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

多くの女性が感じる「結婚で不安なこと」とは?

結婚を決める前に不安を感じ、「本当にこの人でいいのかな?」「この人と一生一緒にいられるかな?」と迷う女性は多いです。結婚は人生の大きな転機なので、このような不安を抱くのは当たり前。「この人でいいや結婚」をして後悔したくないからこそ、パートナー選びには慎重になりたいですよね。

結婚に関する不安は人それぞれですが、多くの女性が共通して抱きやすいのは、具体的にどのような不安なのでしょうか。まずは、女性の不安の中身を詳しく見ていきましょう。きっと共感できるはずですよ。

価値観のズレ

結婚相手との「価値観のズレ」は、多くの女性が「この人でいいのか」と結婚に不安を感じる大きなポイント。 恋愛中は気にならなかった価値観の違いも、結婚生活が始まると目立ち始め、ストレスや衝突の原因になることがよくあります。

例えば、金銭感覚、住居、子どもの希望、家事分担、親との付き合い方、休日の過ごし方など、日常生活の些細なことから将来の大きな決断まで、夫婦間で意見が対立しやすくなります。実際に結婚生活をしてみないとわからない点が多いのも、不安要素の一つだと言えます。

愛情の変化

恋愛中は愛情が溢れていても、結婚すると関係性が変わり、気持ちが冷めたりマンネリ化してしまうのではないかと心配する女性は少なくありません。多くの経験者が語るように、結婚するとドキドキが落ち着いて刺激が減ることから、「好き」という気持ちが薄れるのではないかと不安になるのです。

結婚前は優しく、気遣いのできる男性だったのに、結婚後に態度が変わるのではないかという不安や、浮気願望が出てくるのではないかという不安も。また、反対に、長く一緒にいることで、自分が彼のことを異性として見られなくなるかもしれないと考える女性も多いです。

経済的にやっていけるか

金銭面の安定は、夫婦関係や結婚生活に大きな影響を与えます。「思っていたより苦しい生活になるのでは?」という不安は、結婚前に多くの女性が気にするポイント。共働きを続けるべきか、専業主婦になれるのか、夫の収入が安定しているのかなどの心配は尽きません。

特に、夫婦のどちらかがフリーランスや自営業の場合、収入が不安定になりやすいです。また、「結婚後に発覚する可能性のある金銭問題はないか?」「老後資金や子どもの教育費をしっかり準備できる人か?」といった不安は目に見えにくいため、不安を感じやすい点だと言えるでしょう。

家庭と仕事の両立

結婚後、家事や育児の負担が増えることが予想される中で、仕事を続けられるのか、キャリアを犠牲にすることになるのかを心配する女性は少なくありません。特に、共働きが多い現代では、「仕事も頑張りたいし家庭も大切にしたい」と考える女性が多く、バランスを取ることが難しいと感じるケースが増えています。

また、仕事と家庭の両立をスムーズにするには、パートナーの協力が不可欠。しかし、家事の負担が女性に偏りがちな現実もあり、「彼がどれだけ協力してくれるのか」「家事に積極的な人かどうか」などが不安材料になることも多いです。

親族との関係

結婚後に、姑との関係や、親族との付き合い方が負担になるケースも少なくありません。義両親との関係が良好であれば問題ありませんが、価値観が合わなかったり、過干渉だったりすると、大きなストレスになることは目に見えています。

特に、彼が何かあるたびに両親の意見を優先したり、夫婦の問題を親に相談したりするような関係性だと、ストレスを感じることが多くなります。また、将来的に夫の両親の介護をしなければならないのではないかといった「介護問題」や、自分の家族との付き合いが減ることへの不安もあるでしょう。

出産・子育てに関する不安

結婚後に子どもを持つかどうか、どのタイミングで出産するか、育児や仕事との両立といったさまざまな悩みも、この人でいいのかと結婚に不安を感じる理由に。出産方法や費用、不妊だった場合の心配をはじめ、育児に夫がどれだけ協力してくれるか、子どもが生まれたら生活がどう変わるのかなどの不安も多いです。

また、将来どのように子どもを育てるかや、教育方針などに関して彼との意見が合うかどうかを不安に思う女性もいます。産休・育休後に職場復帰できるのか、子どもを預けられる環境が整っているのかも、大きな不安要素に。自分が築いてきたキャリアがふりだしに戻るのではと懸念する女性もいるでしょう。

自由の制限

結婚すると、夫との時間や家事・育児の時間が増え、独身時代のように「自分のためだけに使える時間」が減ると感じる女性もいます。特に、交友関係が多い人や、仕事に打ち込んできた女性にとっては、これまで通りにいかないことを窮屈に感じる女性も多いです。

また、結婚後に夫婦で一緒にお金を管理するようになると、独身時代のように自由にお金を使えなくなることを不安に感じるケースも。生活を共にするパートナーができる喜びを感じる反面、自分のことだけを考えて生きることができなくなることは、思っていた以上に受け入れにくいかもしれません。

離婚への不安

3組に1組の夫婦が離婚すると言われるほど離婚率が高い時代に、「自分もそうなるのでは?」と心配する人も多いです。特に、「結婚=一生添い遂げるもの」と考える女性にとって、「もし離婚することになったらどうしよう」という不安は大きなものです。

また、これまで恋愛があまり長続きしなかったタイプの女性は、夫婦生活がマンネリ化し、気持ちがすれ違ってしまうことを不安に感じやすいです。さらに、もし離婚することになった場合、経済的・精神的に自立できるのかというリスクを結婚前から不安視する女性もいるでしょう。

「結婚が不安…」この人でいいのか診断

結婚相手に対して、「本当にこの人でいいのか?」と不安を感じたときに、このまま結婚するべきかどうかを判断するための診断基準を知っておくと安心です。

この人と結婚していいのか確信を持つために最も大切な診断基準は、「この人と結婚したら幸せになれそう!と心から思えるかどうか」「この人となら、人生の困難を乗り越えられる!と感じるかどうか」の二つ。

自信をもって「YES」と答えられるなら、結婚に進んでOKだと言えます。詳しい診断結果は、診断基準をチェックした後にあります。結婚は一生を左右する選択だからこそ、この診断を利用して、焦らずじっくり考えてみてくださいね。

① 一緒にいて「安心できる」か?

結婚は長い時間を共に過ごすもの。恋愛のような一時的なドキドキや刺激だけでなく、心からリラックスできる関係を築けるかどうかが重要になります。素の自分でいられるか、素の自分を愛してもらえているかを見極めましょう。

  • 緊張やストレスを感じず、自然体でいられるか?
  • 気を使いすぎたり、相手の機嫌を常に伺う必要はないか?
  • 大きな喧嘩をしたとき、話し合いで解決できるか?
  • 言いづらいことも素直に相談できるか?
  • 無理して相手に合わせていないか?

② 信頼できる相手か?

結婚は長い人生を共に歩むもの。仕事や健康、子育てなど、結婚後にはさまざまな困難があるため、愛情や相性だけではなく、お互いを信じられる関係でなければ、安心して未来を築くことは難しいです。

また、信用できない相手と結婚すると、不安やストレスが増すだけ。特に、過去に一度でも裏切られた経験があるなら要注意です。

  • 嘘をつかない人か?
  • 約束を守る人か?
  • あなたが困ったときに頼れる人か?
  • お金や異性関係に問題がないか?
  • 浮気癖はないか?
  • 金銭トラブルがないか?
  • 家族や友人に対しても誠実か?

③ 価値観が大きくズレていないか?

価値観が大きくずれていると、日々の生活の中でストレスが積み重なり、最終的には関係が破綻する可能性が高くなります。価値観が完全に一致する相手を見つけるのは不可能なので、もし価値観が違っていたとしても、双方が歩み寄れるなら問題ありません。

しかし、話し合いができない関係の場合や、話し合っても解決できない場合は、このまま付き合ってていいのかを診断する上で「危険」だと言えます。

  • 金銭感覚が合うか?
  • 子どもを持ちたいか/親との付き合い方などの家族観が合うか?
  • あなたの仕事に対する理解があるか?
  • 家事の分担にお互いが納得できているか?
  • 休日の過ごし方や趣味は合うか?
  • お互いの異性の友人との付き合い方を許せるか?
  • 交友関係や趣味の優先度を理解し合えるか?

④ 相手の「嫌な部分」を受け入れられるか?

恋愛中は相手の良い面に目が行きがち。結婚前に気にならなかったことが、生活の中で時間とともに大きなストレスになり、関係を悪化させることもあります。また、結婚すれば改善されると思っていても、多くの場合は変わりません。むしろ、結婚後に本性が見えることの方が多いです。

逆に、嫌な部分を受け入れられるなら、長い結婚生活の中でも円満に過ごすことができます。ドラマやアニメの世界にいるような「完璧な人」はいません。多少の欠点があっても、それを今後もずっと許容できるかを考えましょう。

  • 片付けが苦手、朝が弱い、こだわりが強いなどのちょっとした欠点を許せるか?
  • 相手が変わってくれることを期待しすぎていないか?
  • 相手の「気分にムラがある」部分などに嫌悪感を感じていないか?
  • 相手の短所を思い浮かべたとき、「まあ仕方ない」と思えるか?
  • 相手が欠点を変えようとしなくても、一緒にいられるか?
  • 相手の欠点が、将来的に大きな問題にならないか?
  • 相手が自分の欠点も受け入れてくれているか?

⑤ 周りの人から信頼されているか?

この人と結婚していいのか診断するとき、彼が社会や人間関係の中でどのように振る舞っているかに注目することが大切です。また、冷静な第三者の意見に耳を傾けることも重要。なぜなら、長く付き合ってきた家族や友人、同僚は、その人の本性をよく知っているからです。

周りの人が「信頼できる人」と認めているなら、それだけ誠実な人である可能性が高く、結婚しても安心して幸せな家庭を築くことができるはず。しかし、もし周囲が反対する場合は、その理由をじっくり考えてみてください。

  • 家族や親しい友人が「いい人だね」と言ってくれるか?
  • 周囲から「やめたほうがいい」と言われていないか?
  • 彼と一緒にいるあなたは「幸せそう」と言われるか?
  • 周りから彼の悪い評判を聞いたことはないか?
  • 職場で上司や同僚から信頼されているか?
  • あなたの家族と良い関係を築いているか?

⑥ 彼と結婚する未来を想像してワクワクするか?

ただ安定しているだけではなく、「この人と一緒に生きていきたい」「これからの人生が楽しみ」と思えることが、幸せな結婚生活を築く上で重要なポイントになります。「この人とならどんな未来でも乗り越えられる」と思えると、困難も前向きに乗り越えられるはず。

反対に、不安を抱えたまま結婚した人の中には、後悔している人が多いです。結婚を考えたときに「ワクワクよりも不安が大きい」と感じるなら、一度立ち止まるべきでしょう。

  • 彼との未来が楽しみだと感じるか?
  • 彼との結婚生活を想像したとき、自然と笑顔になれるか?
  • 彼と一緒に新しいことに挑戦したいと思えるか?
  • 結婚生活を「我慢するもの」と感じていないか?
  • 10年後、20年後も「一緒にいたい」と思えるか?
  • 結婚に対して「義務感」ではなく「楽しみ」が勝っているか?
  • 迷いよりも、「この人となら大丈夫」という前向きな気持ちが強いか?

⑦ もし相手が大きなトラブルに巻き込まれたら支えたいと思えるか?

結婚は楽しいことばかりではなく、時には思いがけない困難や試練に直面することもあります。そんなとき、「この人のためなら支えたい」「この人なら私を守ってくれる」と思えるかどうかは、夫婦として長くやっていけるかを判断する大切なポイントに。

もし、彼に対して「この人のトラブルには巻き込まれたくない」と感じたり、相手が苦しいときに「私の負担を増やさないで」と思うなら、結婚後の関係はうまくいかないでしょう。一方的な支え合いではなく、「お互いに助け合える関係」が理想です。

  • 彼が病気になったり、仕事を失ったりしたとき、支えようと思えるか?
  • 自分が困ったときに「この人なら支えてくれる」と思えるか?
  • 「辛いときこそ一緒にいたい」と思えるか?
  • 自分にとって「面倒な存在」ではなく「守りたい存在」か?
  • 相手の問題に対して「関わりたくない」と感じないか?
  • どんな時も協力し合う覚悟があるか?
  • 彼の欠点を補ってあげたいと思えるか?
  • 相手がいなくなったとき、本気で寂しいと思えるか?

診断結果

 6~7個当てはまる → 結婚しても大きな不安は少なそう!
4~5個当てはまる → 少し不安があるので、もう少し話し合いが必要。
3個以下 → 結婚を考え直したほうがいいかも…。

結婚を迷うならやめた方がいい理由

結婚を迷うならやめた方がいい理由はいくつかあります。本来は、好きな人と一緒になれることに幸せを感じるはずの結婚。結婚を迷ってる時点で、どこかに引っかかる問題がある可能性が高いからです。

結婚後は恋愛とは違い、問題が深刻化するため、迷いを抱えたまま結婚すると後悔する可能性が高くなります。また、「この人しかいない」と思えないなら、無理に結婚を決めるべきではありません。

具体的な理由を詳しく解説しますので、一つずつ見ていきましょう。

無意識に何か問題を感じている

もし本当に「この人と結婚したい」と心から思えるなら、多少の不安があっても自然と「それでも一緒にいたい」という気持ちが勝るものです。しかし、漠然とした違和感や迷いがあるなら、それは無意識に「このまま進んでいいのか?」と自分自身が警告を発している可能性があります。

具体的には、相手に嘘をつかれたことがある、お金にだらしない、一緒にいても安心感が持てない、親の期待に無理に応えようとしている、価値観が大きく違うなどの点が気になっていませんか?こうした違和感を無視して結婚すると、後々「やっぱり無理だった」と後悔する可能性が高くなります。

人は言葉では説明できなくても、本能的に「違う」と感じることがあります。無意識に感じる違和感は、後になって「やっぱりそうだった」と思うことが多いので、安易に流さず、冷静に考えてみましょう。

結婚後は「恋愛」とは違い、問題がより深刻になる

恋愛と結婚は似ているようで、本質的にはまったく違います。恋愛中なら気にならなかったことや、多少の違和感があっても乗り越えられていたことが、結婚後は現実的な問題やストレスとしてのしかかってくることが多いです。

また、恋愛中は、気になることがあれば距離を置いたり別れたりするという選択肢がありますが、結婚後は簡単に離れられません。例えば、お金の問題がある相手と結婚すると、借金の返済に追われたり、浪費癖に苦しむことになります。

共働きを続けるつもりで結婚しても、夫が家事を手伝わずすべてを押し付けられる可能性も。義両親との付き合いがうまくいかず、ストレスを抱えることも少なくありません。迷いがある状態で結婚すると、こうした問題に直面したときに「やっぱり結婚するんじゃなかった」と後悔しやすくなります。

「この人しかいない」と思えないなら、後悔する可能性が高い

結婚するなら、「この人とならどんな困難も一緒に乗り越えられる」と思える相手が理想です。しかし、この人でいいのかと結婚に不安や迷いがあるということは、心のどこかで「もっといい人がいるのでは」と思っている可能性があります。

もし、自分が相手と結婚して本当に幸せになれるのかや、将来の生活を想像して不安の方が大きいなら、一度立ち止まって考えるべきです。結婚後に「やっぱり違った」と思っても、簡単にやり直すことはできません。

結婚には、仕事、家事、育児、老後など、さまざまな課題が出てきます。トラブルや悩みが生じたとき、「この人しかいない」と思えていなければ乗り越えられないことも。また、「この人でいいや結婚」をすると、相手への尊敬や感謝の気持ちが薄れやすいため注意が必要です。

結婚は「逃げ道」ではない

結婚を「現状から抜け出すための手段」にしてしまうと、あとで大きな後悔につながる可能性が高いです。「親や周囲のプレッシャー」「今の生活が不安」「恋愛の延長で何となく」などの理由で結婚を決めてしまうと、いずれ「こんなはずじゃなかった」と感じる瞬間が必ず来るでしょう。

他にも、「年齢的に焦るから」「周りが結婚しているから」「一人でいるのが不安だから」といった理由で結婚を決めるのもNG。「今の環境が嫌だから結婚すれば楽になる」と考えていると、現実は思った以上に厳しく、むしろストレスが増えることも多いです。

また、仕事がうまくいかない、家族との関係が悪い、将来が不安などの問題は、結婚しても解決するわけではありません。相手に依存する形での結婚も危険です。結婚は二人で支え合うものなので、相手に幸せにしてもらおうという考えで結婚するなら、一度冷静に考え直すべきです。

結婚を迷わない&後悔しないための備え

結婚を目前に、「この人でいいのか」と不安を感じたり迷ったりしないようにするためには、事前にしっかりとした備えが必要です。大事な人生の選択を、その時の心境や勢いだけで決めると、後で「こんなはずじゃなかった」と必ず後悔してしまいます。

ここでは、「もっといい人がいるかも」と結婚を迷うことのないように、また、結婚した後で「やっぱり結婚しなければよかった」と後悔して傷つかないために、やっておくべきことを詳しく説明します。心からあなたが望む結婚をするために、役立ちますよ。

結婚の目的を明確にする

結婚の目的がはっきりしている人ほど、結婚後の満足度が高い傾向に。「自分がなぜ結婚したいのか」を明確にしないまま進むと、あとで「こんなはずじゃなかった」と後悔します。「安心できる家庭を築きたい」「経済的に安定したい」「子どもがほしい」など、目的が明確なら、それに合った相手を選べるはずです。

また、結婚生活は楽しいことばかりではなく、困難や試練も多いです。時には、彼と衝突することもあるでしょう。そんな時、「私はなぜ彼と結婚したのか?」が明確なら、迷ったときに原点に立ち返りやすくなります。

相手と価値観のすり合わせをしておく

結婚生活は長期にわたるものなので、価値観のズレが大きいと次第に辛い思いをするようになってしまいます。事前に価値観のすり合わせをしておくことで、結婚生活の中でストレスを感じにくくなり、良好な夫婦関係が長続きします。

大切なのは、「彼との違いを受け入れられるかどうか」と「妥協点を見つけられるかどうか」。手の価値観がどうしても受け入れられないなら、結婚を再考するのも一つの選択肢です。

① お金の価値観
・貯金の習慣はあるか?借金はないか?
・家計管理はどのようにするか?
・収入や支出の考え方が一致しているか?

② 家事・育児の分担
・子どもを持つかどうか、何人ほしいか
・共働きを前提とする場合、家事や育児の負担割合はどうするか?
・どちらかの親と同居する可能性はあるか?

③ 仕事への考え方
・転勤や転職の可能性をどう考えるか?
・仕事と家庭のバランスをどのように取りたいか?

④ 休日の過ごし方
・アウトドア派かインドア派か?
・お互いの趣味や交友関係を尊重できるか?

⑤ 義家族との関係
・結婚後、どの程度両家の親と関わるか?
・両親と介護の可能性について話しているか?

相手の「嫌な部分」を受け入れる努力をする

結婚後は、相手の良いところだけでなく、悪い部分ともずっと付き合っていくことになります。「ここだけは許せない」というポイントがある場合、それを一生我慢できるのか冷静に考えましょう。

「ここが直れば完璧なのに」と相手が変わることに期待しすぎると、イライラや不満が募るだけ。「嫌な部分もこの人の個性」と受け入れられれば、心の余裕が生まれます。また、相手にも「ここを直してほしい」と思われている可能性があるため、謙虚に許容し合うことも大切です。

ただし、結婚後に大きな問題となるようなことは、受け入れる努力をするまでもなく、結婚を考え直すべき。モラハラ・暴力・浮気などの人間性に関わる問題や、金銭感覚が極端に違い、改善の意思がない、話し合いが成立しない、歩み寄る意思がないといった場合、結婚相手としては不向きです。

結婚生活をリアルに想像してみる

結婚は「好きだから」「なんとなくタイミングがきたから」といった理由だけでは続きません。実際の結婚生活を具体的にイメージすることで、自分にとって本当に幸せな選択かどうかを冷静に判断できるだけでなく、「思っていたのと違った」という後悔を防ぐことができます。

例えば、平日の生活リズム。子どもができたらどうなるかを想像してみると、「意外と自分が負担を多く背負うかもしれない」と気づくこともあります。事前に気づけば、家事の負担などについて結婚前にパートナーと話し合うことができ、理想と現実のギャップが埋まります。

周囲の意見を参考にする

結婚は本人同士の問題ではありますが、客観的な意見を聞くことも大切です。すでに結婚している友人や親、兄弟姉妹の経験を聞くことで、実際の結婚生活がどうなるのかを予測しやすくなります。自分だけの視点では見落としがちな問題に気づくこともできるかもしれません。

ただし、周囲の価値観や経験が必ずしもあなたの結婚生活に当てはまるわけではないことも覚えておきましょう。また、全員が同じように結婚生活が順調ではないこともあります。そのため、ネガティブな意見ばかりを過剰に取り入れないようにすることも重要です。

結婚後のリスクについても考えておく

長い結婚生活には、それぞれのステージで悩みや問題に直面します。さまざまなリスクに対してどう対処するかを考えておくと、いざというときに慌てずに済みます。例えば、仕事の都合で急な引越しが必要になったり、病気や事故などで生活環境が変化する可能性は0ではありません。

例えば、相手が病気や事故で働けなくなったらどうするか、自分が働けなくなった場合相手は支えてくれるか、万が一離婚となった場合に自立できるかなどについて事前に考えておくことで、「この人でいいのか」という不安以外の、漠然とした結婚への迷いも無くなるでしょう。

結婚を焦らない

結婚を急ぐと、判断を誤ることがあります。「早く結婚しなければ」「周りが結婚しているから」といった焦りから決断してしまうと、結婚生活の中で彼とけんかになったりしたときに結婚の目的がわからなくなり、後から後悔する可能性が高くなります。

また、「結婚するならこの人しかいない」と思えない段階で結婚を決めてしまうのは危険です。結婚を決断する前に、相手とじっくりと時間をかけてお互いを知り、まずは信頼関係を築くことが大切。焦らず冷静に結婚を決めることで、より安定した、満足のいく結婚生活を送ることができるでしょう。

まとめ

結婚を目前に、迷いや不安を感じるのは当たり前です。人生の中で、大きな決断をする機会はそう何度も訪れることではありません。結婚相手を選ぶのは、その中の一つ。共に歩むパートナーを選ぶということは、「何とかなるだろう」では片づけられない問題なのです。

そのため、今心の中で不安や迷いがあるなら、急いで結婚を決める必要はありません。結婚は、ただの「恋愛の延長」ではなく、共に生活し、問題を乗り越え、支え合っていくことが求められる、責任のある決断です。不安や迷いがあるときには、それを無視せずにしっかり向き合うことが大切です。

まず、自分自身に問いかけてみてください。「本当にこの人でいいのか?」と感じる時、それは単なる疑問ではなく、本能的または直感的に、どこか違和感を感じているサインかもしれません。

相手との価値観や生活のビジョンが合うか、将来的に困難に直面した時にお互いにどう支え合えるか、これらの質問に対して、心から納得できる答えが見つからなければ、結婚すべきタイミングではないと言えるでしょう。

反対に、心の中で「結婚しても大丈夫だ」と強く感じる部分があれば、その気持ちを大切にしましょう。

結婚は一生を共にするパートナーとの約束です。焦らずに、あなたが心から幸せになれる選択をしてください。あなたが納得できるように、周囲の意見を参考にしながらさまざまなリスクに備え、自分の気持ちに正直に、そして慎重に判断を下すことを忘れないでくださいね。

<span class="fz-12px">do nothing mood</span>
do nothing mood

「結婚したい」という気持ちが強い時期は、「何があっても大丈夫」と信じてしまいがち。
でも、結婚後に恋愛感情が”パートナーへの情”に変わってくると、必ず許せない部分が出てきます。
後悔したくないなら、結婚前のあなたのネガティブな”勘”に見て見ぬフリをするのはNG。この記事の診断を、後悔を最小限にとどめるために使ってくださいね♥

☟ボタンを押すとTOPメニュー右上の「♥」Likesに保存されます。
 あとから読み返したいときに活用してくださいね。
タイトルとURLをコピーしました